私の朝ごはんは10年以上オートミール。
イギリスではオートミールというよりポリッジ(Porridge)という方が馴染みがある。

イギリスでポリッジは非常に安価で売られている。
高級スーパーのウェイトローズでも1㎏250円以下。
安いスーパーなら1㎏200円以下でも入手可能。
しかし正直、最初は全然食べる気がしなかった。
コーンフレークなら日本人でも馴染みがあるけど、ポリッジ(オートミール)って…ミルク粥みたいなイメージで、なんとなく抵抗が。
食べたら美味しいんだろうけど、ライスプディングと似た感じ。
牛乳で甘くしたお米になんとなく抵抗感。
しかしある時、日本人のお友達の家を訪ねた際に夕食をごちそうしてもらったのだが、そこでポリッジが使われていた。
ポリッジをお湯でふやかして、その上に鯖缶を乗せてネギを散らしてポン酢がけ。
一瞬『うっ』と思った。
その時までポリッジを食べたことがなかった。
でも作ってくれたのにそんなこと言えない。
意を決して食べてみると、なかなか美味しくて驚いた。
その友達はご飯を炊くのが面倒な時にポリッジをご飯代わりに食べると言った。
イギリスではミルクで煮て蜂蜜やフルーツなどで甘くする(トップ画像のような感じ)のが定番なように思えるが、友達のポリッジは全然甘くなく、柔らかめのご飯といった感じでポン酢がとても合っていた。
目からうろこ。
最近ではポリッジ(オートミール)の和風アレンジなんていうのもネット上で見かけるようになったけれど、当時はそんなアレンジをネット上でも見なかった。
美味しいし安いし最高じゃないの!
私もポリッジを買ってみることにした。
でもポリッジをお湯&レンジで調理するだけでは、鳥のえさを食べてるような気分で全然美味しくなかった。
友達はポリッジ&ポン酢だったけど、ポリッジ自体に何か味付けをしていたんだろうか?
その友達は日本に帰国して音信不通になってしまったので、確かめる術はもうない。
鳥の餌風味はポリッジにめんつゆを加えることで解消した。
で、なんだかんだ今、私の朝食の定番となっているのはこんな感じ。
ポリッジ 30g
わかめ 適量
かにかま 4本
卵 1つ
リンシード 適量
胡麻油 適量
めんつゆ 適量
黒胡麻 適量
フリーズドライ納豆 適量
お好みでフライドオニオン、チーズ、キムチなど
1)ポリッジ、わかめ、かにかま、卵、リンシード(摺りごま器で摺ったもの)をボウルに入れ、卵の黄身をスプーンなどでつついて穴を開けておく
2)お湯を具材がかぶるまで注ぎ、卵の上あたりに胡麻油をちょろっと垂らす
3)レンジで1分(900W)
4)取り出して混ぜ、再度30秒加熱
5)めんつゆを適量混ぜる(私の場合は3倍濃縮のかつお出汁をスプーン2杯)
6)すりごま器で摺った黒胡麻をかける
7)フリーズドライの納豆をかける(フリーズドライなのでカリカリした食感)
8)お好みでフライドオニオンやチーズ、キムチを乗せても美味しい
その他にも前日の夜に残ったおかずを乗せたり、鯖缶やイワシ缶を乗せてみたり、ネギや海苔を乗せたり、残った味噌汁でポリッジを調理して味噌仕立てにすることもある。
アレンジは無限大。
私は関東人なのでやっぱりかつお出汁を好んでしまうのだが、関西の方は昆布だしでももちろんOK。
うちの相方はかつおと昆布のダブル出汁で食べたりしている。
10年以上も同じ朝食を食べていて確かに飽きたりもするのだが、結局これを食べていると調子がいい。
ちょっとパン食に浮気したりすると、すぐに便秘になったりする。
健康な食生活を送る指標である『まごわやさしい』の摂取しづらいま・ご・わのところをこのレシピはカバーしているのだ。
(ま:豆、ご:胡麻・ナッツ、わ:わかめ、や:野菜、さ:魚、し:しいたけ等きのこ、い:芋)
もちろんや・さ・し・いの食材を加えてアレンジするのもあなた次第!
日本でポリッジ(オートミール)の値段を調べてみると、とても高くて驚いた。
とは言っても300gで350円くらいだったりするので、興味の湧いた方はぜひお試しを。
下手に1㎏なんて買っちゃったら嫌いだった時に消費するのが大変だけど、日本では150gなんかでも売られてるらしい。
もちろんイギリスやアメリカ在住でポリッジ(オートミール)が安く入手できる方もお試しあれ!
私のレシピの中ではフリーズドライの納豆だけ日本で入手したものだけど、それ以外はすべて現地調達。
『ミルクで煮る』と思うと萎えてしまうポリッジだけど、めんつゆで和風にしたら日本人でも抵抗のない朝食になる。


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