前回、K-POPの曲について書いたが、その元ネタになっていた90年代R&Bの曲も懐かしくなって思わず聴いてみた。
それは当時、私が大好きだった女性R&Bグループ。
CDを持っていたけど、日本版だったか、US版だったか覚えていない。
きっとZ世代なんかはわからないだろう、CDに日本版やUS版、はたまたUK版なんてものがあったことを。
日本版は少し高くて、USやUK版は日本版に比べると安かった。
だけど安い分、歌詞カードもないしボーナストラックもなかったりした。
日本に住んでいたころは、この安いUS版やUK版も本国ではその国なりの豪華バージョンになっているものだと何故か思っていた。
日本だから日本人向けの歌詞カードなんかあるけど、例えばUS版ではアメリカ人向けの何か特典のようなものがあるんだろう、と。
だけどイギリスに来て、イタリア人の同居人に
「日本はズルいよなぁ、日本のCDは毎回歌詞カードもボーナストラックもついてて」
と言われて初めて、日本版だけが豪華だったと知った。
いや、そんなことはどうでもいいんだけど、そのアーティストが2年前に行った、小さなコンサートの動画もおススメに上がってきたので観てみた。
今回久しぶりに歌を聴いて、何十年経っても変わらぬ歌声にも感動したけれど、歌詞がしっかりわかるようになってる自分にも感動した。
いや、そりゃ長年イギリスに住んでりゃそうなるでしょ、と思うでしょ?
でも10代の頃に聴いていた、洋楽のアルバム。
なんとなくサビ辺りの歌詞は英語でも覚えてたりするけど、それ以外の歌詞はイマイチわかってなかったりして。
あの頃、何度も繰り返し聴いたからメロディはよく知ってる。
鼻歌だってしっかり歌える、でも歌詞はしっかりとは歌えなかった。
そんな、あの頃の私には聞き取れなかったというか、意味の分からなかった英語がわかるようになってる…!!
歌詞がスッと自然に耳に入ってくる、これはちょっと感動しちゃうでしょ???
私が渡英して1年経った頃に男友達が
「洋楽とか聴いてて、歌詞も全部わかるんでしょ?」
と言ってきて“アホか💢”と思ったことがある。
日本を出る前からかなり勉強してた、とか、英語ネイティブのパートナーと四六時中一緒にいた、とかじゃない限り、1年で洋楽の歌詞を聞き取れるようにはならぬ💢💢💢
日本から出る前=英語の勉強ゼロ、英語ネイティブの恋人もいなかった私にはまったく当てはまらん条件ですわ。
そんでもって、歌の合間のMCなんかも聞き取れるようになっちゃってるよ~~~!!
イギリス英語に慣れてる人にとって、アメリカ英語は結構厳しい。
それに加えて黒人英語は独特のアクセントがあったりする。
それでもわかる!わかるぜーー!!
そのグループはちょうど女性のためのコンサートツアーを開催する予定があったらしく、その件について宣伝してたりする。
「私たちはそれぞれ違うけど、お互いにサポートしあわなくちゃね」
・・・・・。
なんか違和感を覚えた。
それは女性について語っているのであって、一般的な「人」ということではなかったけれど。
黒人女性3人組グループ。
バックバンドは12名。
白人1名に黒人11名。
時々、観客が映ったけれど、一時停止して数えてみたところ約50人ほどの観客。
50人中、確認できた白人は2人、端っこの方にいた白人男性と、後ろの方に小さくカメラを構えていた白人女性。
残りは全員、黒人。
この会場に、私が見えた限りではアジア人、0名。
…ここってアメリカ、だよね?
黒人も白人もアジア人も、たんまりといる、アメリカだよね??
それなのに、なんと閉鎖された空間なんでしょ!!
この会場にいる、ほぼ全員が黒人!!
そんな中で”私たちはそれぞれ違うけど”??
そりゃ可笑しくなっちゃうよ!
でもこれがアメリカなんだろうな、と思った。
こういう閉鎖された空間が普通だから、人種差別もまだまだあるんだろうな、って。
イギリスというかロンドンは、アメリカに比べるとだいぶ人種差別がないと思う。
いや、アメリカに住んだことはないから聞いた話やニュースで見る限りではあるけれど。
日本人はアメリカ・イギリスで言ったらアメリカに行く人の方が多数派だけど、私は絶対イギリスをおすすめしたい。
天気は悪い、食べ物はまずい…でもアメリカも食べ物がおいしいイメージはない!
それに日本人にとってはイギリス英語の方が聞きやすいし、人種差別もロンドンならほとんどないし、銃社会じゃないし、女性が夜に一人歩きできたりもするし、近隣諸国を旅行するのも便利だし、クレイジーなおっさんが国のトップじゃないし、多分アメリカよりもいろいろと自由。
どうして日本人ってアメリカに行くんだろう?


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