" /> 英国紳士 | じゃぱろんブログ

英国紳士

UK flag and mug and bus 英国生活

イギリスというと「ジェントルマンの国」というイメージを持つ人も少なくない。

・・・長年イギリスに暮らす者としては「なーにがイギリス紳士だ!」と言いたい気持ちもある。

基本的に私はイギリス人があまり合わないのかもしれない。

イギリスの皮肉文化もあまり好きじゃない。

もちろん良いイギリス人もたくさんいるんだけど、日本に住んだことがあったりするイギリス人男性は(マジ偏見かもしれないけど)おおむねして日本人にリスペクトを持っていないことが多い。

日本の大学で英語を教えていたというイギリス人が、英語の分からない大学事務員に自分の希望をゴリ押しして認めさせた話とか。

日本人女性がベッドの上でどう振る舞うかとか。

なんだったらおっぱいパブとか日本の性風俗を自慢げに語る奴とか。

私が日本人とわかった途端にそういった話をしてくるイギリス人男性が何人もいた。

一般的な日本人はそういう話をイギリス人からされたら笑ってしまうのかもしれない。

だからこそコイツらはつけあがって意気揚々とそんな話を武勇伝として話すのかもしれない。

でもそんなことを初対面で言われたら、私は「すんっ」となる。

特にベッドの上での日本人女性のふるまいを話された時は、真顔で

「それ、面白いと思ってんの?」

と言って立ち去った。

考えても見てほしい、日本人の男がヨーロッパへ行って初対面の金髪女性に

「Oh Yes! Ohhhhh yeeeees!!」

と叫んでみせるか?

そんな奴、きもいだろ。

引かれて当たり前だろ。

それを面白いと思ってるセンスがもう無理でしょ。

日本のアダルトビデオは世界的に有名だし、日本を訪れれば性風俗がそこここにあるし、もしかすると外国人にとって日本は性に奔放な国と思われているのかもしれない。

 
そういえば、この点について1つ言いたいことがある!

渡辺直美さん。

彼女のアメリカツアーがYouTubeで公開されているので観てみた。

正直、ガッカリした。

英語力が片言レベルだからか、笑いを取っている場面が下ネタばかりだったからだ。

観たのはしばらく前だから詳しくは覚えていないが、彼女もベッド上での女性の反応の違いみたいなのをやっていた気がする。

彼女の動画を見る以前に、日本人女性のスタンダップ・コメディアンの動画を見たときも、同じような印象だった。

下ネタやセクシージョークばかり。

最近、THE Wで粗品さんが辛口審査をしたというのが話題になっているが、私は今年のTHE Wを観ていないのでよくは知らない。

以前はTHE Wを観ていたが、本当に申し訳ないのだが面白くなくて観るのをやめてしまった。

審査員も優しすぎて、面白くないネタなのに優しい寸評で白けてしまう。コンプラ意識しすぎ。

さらに言うなら、下ネタでしか笑いを取れないコンビが優勝したりすることで観る気がなくなってしまった。

同じ女性として残念ではあるが、女性のお笑いはまだイマイチなことが多い。(そんな中、ヨネダ2000は我が道を行っていてスゴイ。ホント独特のお笑い。)

 
ちょっと横道に逸れたが、そういった下品な話を意気揚々としてくるイギリス人が紳士だとは思えなかったりする。

日本に関することだけでなくても、イギリス人と言えばお酒やドラッグに溺れる人も多い。

サッカースタジアムの辺りには試合の日には過激なフーリガンが暴れまくってたりする。

だから「なーにがイギリス紳士だ!」と思ってしまうのだ。(重ねて言いますが、優しいイギリス人もいます…。)

だけど昨日、「これってイギリス紳士かも」と思い至ることがあった。

ロンドンのバスは有名。

電車が通っていないところでもバスはたいてい通ってる。

電車だと大回りしていかなきゃならないような場所は、バスで行った方が早かったりする。

私は日本でバスに乗ることはほとんどなかったが、ロンドンではバスが日常。

そんなバスでよく出会うのが、女性やお年寄りを先に行かせる男性たち。

自分の方が先に並んでいたとしても、バスに乗り込むときに女性やお年寄りに「どうぞ」と譲ってくれるのだ。

時々おじいちゃんが「どうぞお先に」と言ってくれたりして、こちらが恐縮してしまったりする。

バスだけでなくお店に入るのが同時だった場合なんかにも「お先にどうぞ」があったりする。

これはイギリス人男性やイギリスに長く住んでいる人に多い気がする。

昨日はバス停で10代とみられる若いユダヤ系の男の子が待っていた。

ユダヤ系とは言っても、おそらくここで生まれ育ってる男の子。

バスがやってきたのだが、その子が乗り込まない。

早く乗ってよ、と思っていたら、その子は私が先に行くのを待っていたのだ。

多分若いから「お先にどうぞ」は恥ずかしくて言えなかったのかも?

普段、先に行かせてくれるのはだいたい成人男性。

だから子供のようなこの男の子がまさかレディファーストしてくれるとは思わず、少々驚いた。

だけど同時に「あぁ、これって”イギリス紳士”なのかもしれない」と思ったのだ。

フェミニストの人たちなんかはもしかしたらカチンと来るのかもしれないけど、私は単純に嬉しい。

「ありがとう!」

と笑顔で返してさっと乗り込む。

もしイギリスに住んでいる人・訪れる予定の人がそういった状況に出会ったら

「After you.」(「自分は”あなたの後に”乗ります/入ります」という意味)

と相手に言ってみてください。

これでアナタも英国紳士♪

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